2006年10月1日(日) 委員長
9月24日の係長の日記にありましたCDが、手元に届きました。 『好きだDear!八戸せんべい汁』トリオ★ザ★ポンチョス
係長いわく、
「2人目のネイガーを狙ったのか?」
とのことだったので、
せんべいマンが鶏肉男爵やシラタキ・レディ、白菜仮面などなどの仲間と合体、巨大ロボ・八戸センベィシルーンとなって全国の名物鍋物に戦いを挑む! しかしせんべいマンが戦えるのは3分間、それ以上戦うと、鍋のなかで溶けてしまうのだ……
なんてのを想像してましたが。
……係長、かれらはネイガーなんてご当地ヒーローは、はなから相手にしてませんよ。かれら、トリオ★ザ★ポンチョスの狙いはもっと全国レベル――そう、
N○K『おか○さんといっしょ』への侵出ですよ。
かーっ、幼稚園児向けだとしても、なにそのやる気のない振り付け!?
「せんべいだから、こう両手で丸をつくってさあ、そんでこう、腕をぐるーっとまわしたり、左右にゆらしてステップ踏んだり……」
「ああー、いいねいいね。そんな感じでいいんじゃない? ほら、あんまり複雑なの考えてもさ、みんなが覚えにくいと困るしね」 「そうそう、簡単なのがいいよ」 「簡単なほうが、子どもとか、覚えて踊ってくれるしさ」
なんてやりとりが八戸市のどこかの会議室で行われたのではないかと勘ぐってしまいますよ!
……さて。 係長が一緒に送ってくれたせんべい汁2人前スープ付、は近日中に賞味してみたいと存じます。 つか、あれだ。 歌詞から察するに、せんべい汁とは鍋の最後にご飯とかうどんとかをぶちこむ代わりに南部せんべいを割りいれるもの、という感じがするんですが。《作り方》には、肉や野菜が煮えたらスープをいれて、仕上げにネギと一緒にせんべいを割っていれて5〜6分煮込む、とありますけども、多分これ、具を食べ終わって、だしが出きった最後の最後の汁にせんべい入れて、スープをたっぷり吸ったところがうまいってものなんじゃないのかねえ。……という直感を信じて、そのように食してみるつもりです。
あと、もひとつどうでもいいことだけど。
「せんべい汁には、溶けにくい、鍋専用のせんべいを使う」
というあたりが、郷土料理としての素朴さ、朴訥さを著しく損なっているよね! 本来なら「いつもお茶うけにしている南部せんべいを鍋にいれる」というフレキシブルさがほしいところだよね!
……と他県の鍋にケチをつけたがるわたしは、関東の片隅で『きりたんぽ鍋普及委員会 ○○支部支部長』を名乗った前科があります。
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