過去の丼

2006年9月1日(金) 委員長

 最近はBL誌に投稿してないんだー、という話をしたら、
 「あー、やっぱり妊娠すると、お腹の子のためにそういう妄想がどこかに行っちゃうのかなー?」
 と、かわゆくて若いヤオイ仲間から言われました。

 うんうん、きみはいつもかわゆいこと言うのう。でもね。本当の理由はね。

 まだお○振り萌えが激しくて二次創作ばっかし書いてオリジナルが書けないからなのよ? な委員長ですコンバンハ。


 もひとつ別のやおい仲間から、先日メールで絶賛つわり中であることを知らされ、

 「つわりがひどくてBLが読めないの。このわたしが、BLが読めなくなるなんて!」

 と嘆く彼女がとっても愛しくなった委員長ですコンバンハ。




 ……えーと、ごめんなさい。なごまねえ妊婦日記を書くはずだったんですが、ここまで書いてネタを忘れました。

2006年9月3日(日) 委員長

働く妊婦日記
とか言い張ってみる

 妊娠6ヶ月ともなると、トイレが近いです。

 しかしなかなか席を立ってトイレに行けない時もよくあるわけでして。

 そのうえそこに、話の長い上司が5分で済む話を30分もかけて延々話し出すと、もう脂汗が吹き出しそうになります。

 そのうえそこに、現在逆子状態の中の人が、


 むにょ



 と膀胱のあたりを踏みつけにしようもんなら、


 「あ、動いた(はあと)」


 よりも
 「てめ、コノヤロなにしやがる!」


 と心で叫ぶほうが、ごく当たり前の感情だと思います。


2006年9月11日(月) デスク

先週はどうもテンションが上がらず帰宅しても徒にぐだぐだとしていたら、女子バレーのイタリア決勝ラウンドも活字中毒の丼の更新当番もすっかり頭から抜け落ちていたデスクです。バレー見たかった…。

結果を見ると決勝ラウンド進出した6チーム中6位。1位はブラジルが三連破、2位ロシア3位イタリア4位キューバに5位中国。正直メンツを見ただけで「こりゃ勝てないなあ」とか思ってしまう強豪ぞろい。
不思議なことに決勝ラウンドでブラジルから1セット取ってるんですね。他のチームにはストレートでやられてしまいましたが。ブラジルチームは代がどれだけ変わってもスロースターター(日本相手の時だけかも)なんですね…なめてんのかしらムキー。

今度は4年に一度の世界バレーが日本開催。10月31日からTBS系で放送されます。あああ会場に行きたい。アリーナで試合みたい。男子でも女子でもいい。日本の試合じゃなくてもいい位みたい。
チケット代より交通費なんですよね問題は…ううう。やりくりしないと。


2006年9月13日(水) デスク

早く帰宅して少しでもちゃんと料理をしたいな…と言ったら
「空いた時間は本読んでるんじゃないの?」
と係長に言われたデスクです。み、見てたの?

まあこんな殊勝なこと考えたのも自分のレシピの少なさにいい加減飽きが来たって事なんですけども。あ、なんでしょうか便利そうなものがありますよ。…買っちゃうかNINTENDO DS!>おそらくお料理ナビ以外で使用

2006年9月20日(木) 係 長 

 助産院に行ったらば、何故か助産師さんが奇行
・・・じゃなく兼業気功師さんでした。
「離れててもできるんだけど、うさんくさいでしょ〜?」
「あー、そりゃかなり信頼度ダウンします。昔、日曜昼間にスーパーJOCKEYでよくそういう人が出てましたよね」
「そうそう! やってみよっか? (手をかざして)とりゃっ! なんてね〜 ホホホ」

先生が脱力系のキャラで、大丈夫かいな?と思ってしまったけれど乳の張り、さらにウツウツしていたのがすっきり。惚れましたよ先生。
乳はしぼんだが気功って効く。しばらくは、このうさんくさワールドへ通います。


しかし残念なのは、授乳を終えたら乳が本当にしぼんだこと。おーい、冗談だよね?と乳に向かって語りかけてみる。
妊婦時代に下を向いても足の指先しか見えなかったこともびっくりしたけれど、ブラが「かぱっ」と余る感じが非常に切ない。


久々に面白い本を発見。
  ベラボーな生活―禅道場の「非常識」な日々
子供をおんぶしながらでも読める、1題約3ページ。
 

2006年9月23日(土) 係 長 

油断しちゃなんねぇ。

 3連休なのは先週だけで、今週末は普通に土日だけの休み。
子供が生まれてからこのかた、ずーーーーっとカレンダーを見ない生活をしていたので、たまに見ると間違えます。
そうそう、今年が2006年で平成18年ということを今日思い出しました。遅いですかね。手遅れかもしれませんね。
こんな私ですがオータムジャンボ宝くじは忘れずに買おうと思います。
もしも1等が当たったら、黙って家政婦を雇い、ご飯作ってもらって掃除してもらって、、、を、当選金がなくなるまでやりたいと思っています。世界一周とか豪華客船の旅とか言い出さないあたり、すっかり小市民が板につきました。何やったってどうせいつか死ぬし。

2006年9月24日(日) 係 長 

どうしよう。

 私の地元に、2匹めのどじょうを狙うバカがいました。
2人めのネイガーを狙ったか?すべってるよ?
CDショップでプロモーションビデオをたれ流し、サイン入りポスターまで貼ってある。
あっはっは、ばっかじゃねーのコレ

気がついたら、私の手元にはCDが3枚。
良心の呵責に負けなければ、近日中に委員長&デスクの家に届きます。
これで「何、この嫌がらせ」「最低」とか言われて数少ない友達を失ってしまうかもしれません。
でもね、こういう自虐的な行為も時には必要だと思うのですよ。

2006年9月26日(火) 委員長 

言えない。

 男の子だったら……

 女の子だったら……



 妊娠が判明した夫婦のあいだでは、生まれてくる子どもにどんな名前をつけようか? という話題が必ずのぼることでしょう。
 そして、それぞれ自分が候補にあげた名前については、なんらかの思い入れがあることでしょう。



 ……わたしは「男の子でも女の子でも大丈夫な名前」として、ふたつ、候補をあげました。結局、女の子につけるのは却下、男の子だったらそのうちのひとつを、ということで話は落ち着いているのですけども。



 夫には、絶対に言えません。


 どっちの名前も、わたしがその昔、大好きだった……




 エロゲーの主役姉妹の名前だなんて。




 でもね、その妹の名前のほうはね、今年だか最近だかに生まれた男の子の赤ちゃんにつけられた名前・ナンバーワン、なんですってよ。
  ……時代のほうが、やっと追いついてきたってことかしら? ← 違



 ついでに言うと、女の子にその名前をつけることを夫が却下した理由は、

 「なんか萌え系っぽくてヤだ」

 ……なんだよ、ただのヲタキライかとばかり思ってたら、鼻が利くじゃないか。

2006年9月27日(水) 委員長 

なごまねえ妊婦日記

 しゃがむなとか重いもの持つなとかなんで腹帯しないのとかは、

「通ってる産婦人科の医者が平気だって言ったんです」

「医者が、腹帯まくのは逆によくないって言ったからです」

 で封じられるんで、もうなにも言われないんですけども。



「お腹大きくなってきたねー」
「妊婦、て感じになってきたねー」
「○○さんが産休はいる直前よりも、ずっと大きいんじゃない?」




 事実、医者に「太りすぎ」と注意を受けてるので、なにも言い返せません。orz


 ちくしょうおまえら妊婦だからいいと思ってんだろうが、要するに本人にむかってキッパリハッキリ笑顔で「デブだね」って言ってるんだぞコノヤロウ。  

2006年9月28日(木) 委員長 

これもひとつの妊婦日記

 夜遅い帰宅途中、コンビニの駐車場で、バットを振り回している男を見かけました。

 なんだろう、怖いな。

 日ごろ「万が一のためのシミュレーション」、たとえばいますれちがった奴が突然きびすを返してナイフで襲いかかってきたら、なんてことを考えては、「うん、その場合はああしてこうしてそんでもって……ひっひっひっ」と、必ずこちらがなんらかのダメージを受けても最終的には相手が死ぬか死んだも同然くらいになるまで報復をする過程を思い描いてニヤニヤするわたしのことですから(そのニヤニヤ笑いが不気味だからか、さいわい今のところ誰にも襲われてませんが)、このバット男にたいしても、脳内でシミュレーションをしようとしたそのとき。

 うしろからやってきた自転車に、あやうく追突されそうになりました。

 女子高生でした。
 携帯電話をいじってて、ぶつかりそうになったことにも気づかなかった様子で、そのまま行ってしまいました。

 きっと、ぶつかってしまって、わたしが転倒しても、「あっ」とか「きゃっ」とか言うだけで、そのまま走り去ってしまうんだろうな、という感じでした。

 そんでもって、転倒したわたしに、突然そのバット男が腹を殴りつけてきたら……

 なんて、いつもの「万が一」を想像しかけて、はた、と思いあたりました。このごろの、妙な心細さの原因に。

 そう、これまでは、物騒な最近の世の中、たとえなんの関わりもないイカレタやつに突然危害を加えられようと、それでもわたしはきっと、なんとか一命はとりとめることができる、とあまり根拠もなく思い込んでいたのですけれど。だからいろいろと、ワイドショーでとりあげられるような事件が自分にふりかかった場合のイメージトレーニング、なんてことをしてニヤついてられたのですけれど。

 だけど、いま、このせりだしてそろそろ邪魔っけでしんどいお腹のなかにただよっている命は、そんなとき、助けることができない――お腹を一撃されただけで、一刺しされただけで、あっけなく消えてしまうに違いない――

 わたしはずっと、自分の命は自分のもので、自分の責任でもってどうにでもできる、どうにかすることができる、と傲慢にも思い込んできたけれど――

 いま、わたしが抱えている命について、わたしはずいぶんと無力だ。

 ああ、そうか。そうだったんですね。
 ずっと一人でいることには慣れていて、むしろ一人のほうが好きだったのに、このごろ夫が留守の夜がたまらなく心細くてさみしかったりするのは、妊娠でホルモンバランスが常とは違うせい、とばかり思っていたけれど。

 そうだったんですね。
 自分のものではない命が、自分のからだのなかにあって、しかもそれを守りきれないかもしれない――そんなことを考えたら――それだから怖くて――たまらなく心細くなったりしたんですね。



 ……そうして、自転車の女子高生の姿は街灯の少ない夜の通りに見えなくなり、バット男はこちらへむかってくるでもなく、わたしはわけもなく悲しくなって涙ぐみながら、家路をいそいだわけですが――  




  そもそもなんでこんな帰りが遅くなったかって寄り道したミスドでやおい同人誌読みふけってたからだなんて万一なにかあったとき警察の事情聴取で言えねえよなあ色々な意味で、とかも考えていたことは内緒。

※同人誌はお家に帰ってから読みましょう。その手のものには縁の無い人たちの目にもふれるところで同人誌をひろげるのは、マナー違反だぞ☆
 

2006年9月29日(金) 委員長 

 このサイトを三人ではじめた当時と比べると、最近はずいぶんと「ネットで日記をさらしている」ことに対する考え方や、とりまく雰囲気が変わってきたようです。
 やはりブログの普及によるところが大きいのでしょうね。

 で、そういうブログをやってるお友達から、このサイトにリンクしていい? と言われることがたまにありますが……やっぱり、まだ、抵抗があって断ってしまいます。

 いや、だってね、やはりまだ、知人関係にはあまり広めたくないのですよ、このサイトの存在。
 雰囲気が変わってきたな、とは思うものの、まだまだこういう日記サイトについて、「ちょっとしたことでも面白おかしく書いている」「ここに書いてあることがその人の日常の全てなわけではない」と理解しない人のほうが……とくに、書き手と面識がある人ほど、理解してくれない場合が多いでしょうし。

 いや、ね、日常的に会う機会のあるお友達ならそうでもないでしょうが、年に一度会えるかどうかという、普段メールでもやりとりしてないようなお友達など特に、このサイトを読めば「ずいぶんひどい夫と暮らしてるなあ」とか「上司にめぐまれない奴だなあ」とか「妊娠してからストレスたまってるんじゃないか?」とか思い込むんだろうな、と考えるわけですよ。

 それをいちいち、会ったときに、誤解ですよあれが全てじゃありませんよとか言ってまわるのもアホらしい話だし、ましてそういう機会すらない知り合いていどの相手がどこかで「あいつ、そろそろ離婚するんじゃない?」とか勝手なこと言っててもわたしにはわからないし誤解のときようもないわけで。

 だからなにが言いたいかというと、


 このサイト、どうせアクセスしてくださってるのはお友達とか知り合いとかが大半なのだから、


 面白おかしくとか、ネタとか、そういうのは、もうやめちゃって、


 本当に普通に、その日その日の出来事を、ありのままに、つらつらと書いていこうかなと思います。
 そう、こんな風に。




 ……今日のお昼ご飯は得意のチャーハン。夫はいつも「お店で食べるよりずっと美味しい!」と言ってくれて、休日は必ずチャーハンをリクエストしてくるの。嬉しいけど、毎週チャーハンじゃあ、わたしだって飽きちゃうなあ……


 





 なんてやってやろうかと思ったけど、お友達は、こっちのほうには間違いなく、そんなのネタだろ?とツッこんでくるに決まってるから、委員長の「本日の丼」は今後とも方針を変えずに突き進みます。




 ……だってキミらだって、たとえば「夫が留守にするのがさみしくて駅のホームまで見送りにいっちゃう」わたしなんて、想像できないし信じたくもないだろ?

 わたしもだ。
 


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