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過去の丼



2003年12月1日(月) 委員長

私の流行語大賞





ベルボトム はじめました。


2003年12月2日(火) 委員長

私の流行語大賞〈次点〉
ロスタイム
*牛乳などが賞味期限を過ぎたこと。

 例えば万引きのように、最初こそ罪悪感があったものの、何度もくりかえすうちに、まるで当たり前のこととなってしまい、なにも感じなくなってしまうこと。
 夫婦の間で馴れあってしまい、見ている前で平気で着替えをしたり、恥じらいがなくなってしまうこと。

 そんなことがないように、初心や、はじめての頃の慎みを忘れたくないと思っていました。

 クラシックが静かに流れる喫茶店。ビロード張の椅子。小さな額にかざられた、いくつもの絵。ブランデー入りのコーヒー。おだやかな微笑みのマスター。

 こんな、素敵な場所にいながら、男同士の恋愛物を読んだり書いたりすることになんの違和感も覚えなくなったのは、いったいいつからなんでしょう(涙

2003年12月3日(水) 委員長

本日の三行感想文『日本一醜い親への手紙』
巻末にある選考委員の感想文、(悩みを相談する相手がいないなら手紙をください)
「あなたの! お父さん、お母さんよりは、絶対まともな人間だと思うから!」
そう断言できる無邪気かつ天真爛漫さかげんに、ダメダコリャ。

雉も鳴かずばうたれまい。



 このあいだの異動でやってきた上司に、みんなほとほと手を焼いている。合言葉は「上司に恵まれなかったら、オージ○ジ・オー○ンジ」。
 「マジで電話しますか」
私「どうせなら、みんなで次々と電話しましょう」
 「むこうのスタッフに『また○○って会社の人からだよ』っていわれるようにですか」
私「そう、話題になっちゃって2chにスレッド立つくらい
 「・・・・・2ch見てるんですか」
私「(はっ!)」


 『話題になるくらい』とか『有名になるくらい』で充分なのに、なぜスレッドまで立てる必要があるのだ私。

2003年12月4日(木) 委員長

阿佐ヶ谷の名曲喫茶にいったら、思いがけず面白いお芝居を見た。
『わたしたちの黒ヰ学園生活』
予約もなしだったのに図々しいが、
かぶりつきの席に座ればよかったとおもうくらい面白かったです。

 どれくらいたてば、ピアス初心者を卒業できるのでしょうか(くどいようだが某BL誌を購読しはじめてまもない、という意味ではない)。
 ファーストピアスを装着し、かれこれ四ヶ月。休日には、ほかのに取り替えたりして、楽しんではいるのですが、まだ、着脱時に流血します。さわるとこりこりします。

 そういうものなんでしょうか。もしかして消毒が足りないのかとおもい、エタノールをふくませたコットンでぐりぐりしてみました。こりこりするのは、穴の中に血だまりでもあるのかもとおもい、とってもたくさん、ぐりぐりしてみました。


 あの・・・・・
 『ジョジョの奇妙な冒険』に、血管に直接アルコールぶちこんで腰が立たなくさせるスタンドっていましたよね。酒飲んでないのに、泥酔と同じ状態になるとかいって。血液に直でアルコールだから吸収がいいとかなんとか。名前とか、くわしくは思い出せませんが。

 右の耳がとくに流血がひどいので、とくにエタノールでぐりぐりぐりしたのですが、なんつーか、その、右耳から少しずつ、アルコールがまわって、酒飲んだあとみたいな、ふらふらした感じになってるんですが。

 スタンドの名前が思い出せないのは、たぶん、だいぶ前のことだからであって、けして酔っ払ってるとか、そういうわけではないと思うんですが。

 ・・・・・ああ・・・だめだ、なんか眠たくなってきた・・・・・・・・

2003年12月5日(金) 委員長

昨日の日記で書いたスタンドが、まだ思い出せません。
多分、ちっちゃくって、ひとつひとつ見たらけっこうキュートなスタンドが
いーっぱいむらがって、アルコールを血管に注入するってやつだったんですけど。

 夜遅くに帰って、眠たい目をこすりつつ歯磨きをしていたら、歯ブラシが真っ赤に。

 うわ、マジ? 歯茎から流血? あーそうだよな、ここんところ生活不規則だし、三十才すぎると歯茎もやせてくるって「ゆほびか」も言ってたし、あー・・・・
 とショックをうけ、鏡をよくみたら、乾燥してひびわれた唇からの流血でした。

 そういえば帰りがけに寄ったドトールでも、コーヒーカップに赤い口紅がつき、
「あれ、わたし口紅はオレンジ使ってるのになあ」
 なんて首を傾げながら飲んだんでした。いや、普通そこで気付くだろ自分。

 そうか血だったのか。

 冬ですね。

2003年12月6日(土) 委員長

 やあみんな! 今日はみんなに、私の大好きなコンビニを紹介しちゃうよ!
 とっても家庭的な雰囲気のコンビニで、お昼や夕方に行くと、店長のおじさんが、いつも売り物のお弁当を食べているんだ。もぐもぐしながらの「いらっしゃいませ」はなんだか郷愁を誘う響きだゾ。
 それにパンなんかを買うと、必ず賞味期限をチェックしてくれるんだ。
「これは今日中に食べないと、ダメだから」
 なんてアドバイスもしてくれるんだ! ちょっとした気遣いに涙が出ちゃうね。東京にも、こんな温かみのあるコンビニがあるなんて、ほんと驚きだよ!
 それに今日買ったブラックチョコレート、違う意味でブラックな味がしたので賞味期限を見たら、今年の8月までだったのは店長のナイスギャグ!
 いくらなんでもお菓子でそれはないだろうなんて思って賞味期限をチェックしなかった私の心の甘さにピットイン!


 っていうか在庫管理しろよ。

2003年12月7日(日) 委員長

本日の読みかけ本『残虐の民族史』
別にどうでもいいところで、「でも日本人はそれほど残酷じゃないんだよ〜」
という著者のフォローがはいるのが、ちと痛い。
いいじゃんかよ別に。
それを研究することで良心や社会正義を考えるんだろ。

 ずーっとずーっとほしかったのに、横目で見ているうちに完売してしまったコート。やっと再入荷したんです。
 今度こそ、と試着しにいきました。

 ・・・やっぱ、見て可愛くても、似合わなきゃしかたがないですね。柄が大きくてミディアム丈のコートなので、ロングスカート好きの私の場合、コートのすそからのぞくスカートの柄や色とケンカするんですね。いや、そういう理屈をつけんでも、ようするに似合わないんですが。

 あーでも可愛いコートだよなーほしいなーでも似合わないのを買ってもしょーがないもんなー
 と煩悶していると、店員さんがニッコリ。

 「マネキンが着ているのを見るより、実際に人が着てみたほうが可愛いでしょう?」
私「あー、まー、えー・・・」(もごもご言いつつ、コートを脱ぐ)
 「ほら、こうして脱いだ状態だと、いまいち可愛さが伝わらないんですよー」
私「あー、えー、はー」
 「イメージわきませんか?」
私「つーかその、えーと」
 「じゃあ、私が着てみますね

 ええっ?

 ほら、どうですかー、と着てみせてくるくるまわる店員さん。いや、あの、あなた、いったいなにをどうしたいんですか。

2003年12月8日(月) デスク

本日の読みかけ本『四つの署名』コナン・ドイル
ホームズが薬中なのはいいとして(良くはないんだが)、
こんな冒頭から静注してたっけか(1ページ1行目から)?
小・中学生向けからは削られたりしてたのかな?
…うーん、思い出せない…

先日、「総天然色AKIRA」の1・2巻を購入しました。
英訳するための国際版を基にしているため、国内版では右開きですが、こちらは左開きでコマの流れが逆になっています。セリフも国内版とは微妙に違ったり、ページが逆版になっているため皆さん左利きになっていたり、書き文字も英語だったりと国内版を読んでいても楽しめます。彩色してある分細かいところは多少潰れてしまっているので、線のシャープさは国内版の方があります。版型も大きいし。私も国内版を買いなおさずんばならぬでしょう(家族の持ち物だったので手許にない)。
映画も観ました。サントラも買いました。もう1回映画も観たいな…DVD化されてないかな…と検索してみましたら。
公式サイトがあるじゃないですか。
わ! わ! 5.1chのDVDが初回特典てんこもりで3,800円! 安! 12/21発売! タイムリー! 買う買う買う買わなくっt

去年の12/21でした。
初回特典版なんて完売もいいところです。
なんて言うんでしょうか。自分のアンテナの低さにただただ恥じ入るばかりです。もう買えないと思うと余計に欲しい。5.1ch再生できるような対した音響なんて持っちゃいないってのに。なのに。なのになのにのにのににに…<エコー

2003年12月9日(火) デスク

♪ど〜こまでつ〜づくの の〜むぎとうげ〜♪<適当
逃げる様にして帰ってきました。今日はともかく明日はどうだろう。
炎のマウスさばきで頑張らなくては。
ま、明日はあれです、社会人の冬のお楽しみ支給予定日なのです。
うっひー、じゃあ今財布に入っているお金は使い切っていいのね?
最後の力を振り絞っていいのね?
「明日きちんともらってからにしなさい。また骨折をバンテリンで治すはめになったらどうするの!」
…いや、経理のお姉様。まだ治した事はないんですよ。それよりなんで私は会社でこんな諭され方してるんでしょうか。自業自得ですかそうですね。しかし自業自得って得した時には使わない言葉ですね。でも『病を得(え)る』とか言うしなってどうでもいいですね。ああほんとどうでもいいなあ。

退社する時に「今日お金使いませんでしたよ」と報告したら「偉いねえ☆」と誉められました。そのうち本当にお給料が小遣い制になりそう。

2003年12月10日(水) デスク

やあ! 今日は社会人冬のお楽しみ支給日だったんだ!
出るだけありがたいよね!  早速上記の漫画&ご本を購入!
12月は新刊が多くて大変だ!
さらに! 今日はもうひとつお楽しみがあるんだ!
先月新発売された携帯が届いたんだ!
発売前から気になってて、予約しようかと思ってたんだけど、お店の人に『そんな必要ない』って言われてやめといんたんだ!
でもやっぱり売り切れちゃったんだ!
前から気になってただけに悔しいね!
どうしてあのお店の人はあんな事言ったんだろう?
それはね、
発売日と前後してそのお店潰れちゃったからなんだネ!

そりゃ予約受けられないよな。

2003年12月11日(木) デスク

昨日いただいた社会人冬のお楽しみを
こっちにいくら、あっちにいくらとよりわけてみたら
使えるお金が1万円しか残らないってどういう事?
しかもよりわけた項目には『貯金』という言葉はなくて
さらに残った1万円もぱーっと使える訳じゃなくて
12月のお給料が出るまでの生活費になるお金だってどういう事?

どうも糞もあるか、テメエが後先考えず金使うからだろうが!

うん、自分にこうやって突っ込めるくらい解りきってる事なんだけど!
正確に言うと、解ってるつもりで解ってない事なんだけど!<タチ悪!

2003年12月12日(金) デスク

只今帰って(午前2時半)まいりました。あーしんどい。

タカラから発売される「ミャウリンガル」
なんだか欲しいかも?! とサイトをチェックしていたら(以下引用)
●ソフトウェア
ネコ語翻訳 :解析できる感情6種類
満足、恐怖・ピンチ・威嚇、要求、 自己表現、 求愛(さかり)

さ、さかり?

あと『対応猫種』っていうのがかわいいと思った。
明日も会社がんばります。うう。

2003年12月13日(土) デスク

今日もお仕事がんばったー!
先が見えないかのような女工哀史ロードもあと少し。あと少しです。
一段落したら休みを取ろうかと思っていたんですが、次の仕事の予約が入ってしまいました。しくしく。

『サポーターの女 ハットトリックされた夜』というVシネは
「三連発」でも「三人と」でもなくごく地味な普通の「三角関係」だという事は御存じでしたか? おいおいそりゃねえだろ。落語じゃないんだから。

2003年12月14日(日) デスク

「風の谷のナウシカ」のDVDを購入しました。初回生産限定版はピクチャーレーベル、映像特典付2枚組、伝説の青き衣のソフトケース入りと特典満載ですので、気になってる方は早めの購入をお薦めします。
何度か見てるんですが、開始30分でもう泣けて泣けて。
腐海のすぐ近くという過酷な条件。ユパ様が風の谷に着いた時に一人の女性が子どもの名付け親になってくれるようユパ様に頼み、それをユパ様は承諾します。「この子が姫さまの様に丈夫な子に育ちますように」
風の谷では子どもが中々育ちません。ナウシカにも十人の兄や姉がいましたが、皆死んでしまいました。そんな中で暮らしているにも関わらず笑いを忘れない子ども達。慈しんで子どもを育てる親。そんな谷へやってくる軍艦の影。草原を縦横無尽に走る轍。
この辺りは本当に泣いてしまいます。何度見ても泣いてしまいます。
映画はテレビ放送されたりもしているので、あらすじを御存じの方は多くいらっしゃるでしょう。ですが、映画の内容は原作でいえば全7巻のうち2巻の半分くらいです。もちろん映画と原作では設定が違う箇所もあるので、一概には言えないのでしょうが。
映画は映画で非常に面白いのですが、原作もやはり面白い。
映画のほうではクシャナ殿下はナウシカに押されぎみですが、原作ではものすごいキャラの立ちっぷりです。映画では語られていない点もあるので、原作を合わせて読めば一層面白いでしょう。
原作のラストの方はかなりシビアに話が進みます。私はクシャナ殿下が大好きなのですが、ユパ様がクシャナ殿下に向かって「血はむしろそなたを浄めた…」というシーンがとても…とても胸に迫ります。冷酷に生きていかざるを得ず、ナウシカと出会って心を動かされ、それゆえに死に場所を求めていたかのような彼女がこの一言で救われる。
面白さを語ればきりがありません。まだ読んだ事のない方はぜひご一読を。

DVDを見終わったのが午前0時、すっかり興奮して原作全部読み替えして午前4時、泣きすぎてこめかみが痛いデスクからでした。明日(というか今日)のまぶたすごいんだろうなぁ。

2003年12月15日(月) 係 長 

 午前2時半に帰宅してプレステの電源を入れたらドラクエ7のディスクが入ったままになってて海底神殿で止まってて、でも今となってはどこまで進んだか、石版おばばに聞きに行くのも面倒な係長です<寝ろよ
話の流れすら思い出せずに新たに冒険の書を作り、自分のおじさんのだらしなさに脱力したとこでセーブ。
 ああ今週の当番は自分だったよね、とパソコンを立ち上げて包丁持ってきてリンゴむきながら食べながら更新。
 さて。今読んでいるパトリシア・コーンウェルの「審問」。
上下巻で、やっと下巻に入ったのですが、是非お勧めしたいです。図版があるわけでも写真や挿絵があるわけでもないのですが、文章をたどっていくと、事件現場の部屋をすみからすみまで容易に想像できるところが上手い。 実際に現場の部屋の隅に立って被害者を見ることができ、その凄惨さに目を背けてしまう、そんなシーンが想像できます。 映画「レッド・ドラゴン」では捜査官が真っ暗な部屋の中、懐中電灯とテープレコーダーだけで現場確認に行くシーンがありますが、まさにあんな感じです。
死体の描写が細かすぎて少し怖いですが、娯楽物としてお勧めいたします。

2003年12月16日(火) 係 長 

 今日は、友人のお祝いに贈る本を買いに行きました。
自分が子供の頃、時間を忘れるほど繰り返し読んだ「旅の絵本」です。
とりあえず全巻抱えて持って、久々の本屋を楽しみます。うろうろうろうろうろうろ。<かなり不審者
ああ宮部みゆきの「誰か」がまだ平積みされてるなぁ。。。
ん、京極夏彦の新刊? 「後巷説百物語」?しかも10日以上前に発売されてた?こないだ出したばっかなのにまたか、ほんとに本人が書いてるの?<失礼な
刑務所民営化本?へー。。。
ああ、鉄拳の「こんな○○は××だ」もまだあるよ。
サイフの中にはカードと小銭のみ。
しかも来月もけっこうな額の支払いがある。
こんな時は、「今読んでるのを読み終わってから!」という無敵の呪文を唱えつつ、眉間に縦シワを浮かべてレジへ向かうのです。ぶつぶつ。なんて嫌な客なんでしょう。
・・・本日の本屋滞在時間、約1時間、買った本6冊。

出産祝いだっつのに、対象年齢が5歳〜でした、旅の絵本。あわてて「たまひよ・はじめてえほん」を1冊足してみました。もう手遅れですけど。

2003年12月17日(水) 係 長 

 今日は、本屋をウロウロするだけのはずでした。
気が付いたら店に入って約1時間経過しており、立ち読みしつづけるには少々気まずい気分になってきました。それで 店内を回って、コリン・ウイルソンを探したのですが、見当たらない。
売れないせいか、新作が多すぎるのか大きな書店でもない限り昔の名作などはなかなか見つかりません。儒学の本を探していたのに、それもありませんでした(モーニングで読んだ、「蒼天航路」の影響です)。残念。
そして漫画コーナーへ入り、「ジョジョの奇妙な冒険」1〜5巻を立ち読み読破。第一部読了。2日連続で嫌な客です。
 時は流れ、店に入ってから約2時間が経過してます。きまずい。非常に気まずい。
本棚をもう一度眺めると、竹宮恵子特集コーナーを発見し、「風と木の詩」全巻と、読んだことのない「姫くずし」を購入。

 今日もまた帰宅してから気づいたのですが、5巻が抜けていました。明日も本屋に行かねばなりますまい。明日は1冊だけにしたいと思います。思うだけならタダです。

2003年12月18日(木) 係 長 

 水曜に買ってきた「風と木の詩」を、親に先に読まれたので不機嫌でした。仕事から帰ったら、5巻を買いに行こうと思っていましたが止めました。自分で買った本は自分が一番先に読みたいものです。

2003年12月19日(金) 係 長 

 5巻を飛ばしたまま読み終わりました、「風と木の詩」
手塚治虫の漫画で黒人の描写が、、、と問題になりセリフが差し替えられたことがありました。
この漫画もとび色の肌をした少年が「トンビ」とからかわれるシーンがありますが、特に問題にならなかったのでしょうか?
寮つき男子校で起こる事件の数々、近親相姦(しかも同性愛)、虐待、教育を行わない残酷さが溢れていて、それどこじゃなかったのかもしれませんが、まぁ年端のいかない男児の裸体・セックスシーンの多いこと多いこと。いやー、濃い話でした。
 「ポーの一族」「恐るべき子供たち(原作あり)」などを先に読まずに、「地球へ…」を読むノリで読み始めると、あまりの差に拒否症になっていたと思います。白泉社文庫版ではなんと寺山修司の解説がついており、初版は昭和52年。時代を感じると同時に、この作品を発表した勇気に脱帽しました。

2003年12月20日(土) 係 長 

 「早起きは三文の得」と言いますが、体質的に早起きが出来ない人がいます。私もその一人ですが、、、
大急ぎで出勤しようとしたある雨の日のことです。入り口まであと数十メートル、遅刻か滑り込みセーフか微妙なタイミングでした。
もちろんだいぶ前から全力疾走していて、息が上がってきています。中に入ってから傘をたたんでいては、確実に遅刻してしまいます。 走りながら傘をたたんで水を切って、ぎりぎり間に合う予定でした。

水を切ったところまでは良かったのですが、対向車ならぬ人に気づくのが遅れ、慌てて傘を引っ込めたとたん、壁に傘がぶつかり、その反動で自分の脛を強打。痛いです。痛いじゃないですか。つんのめりそうになりながら、慌てて手を壁についたら、乾燥がちなこの季節です、荒れていた手指の皮が、壁に擦れてザザザッといういやな音をたててひび割れました。やっとのことで、体勢を立て直しかけたときに、腰の周りの筋肉が「びきびきっ」という、ありえない音をたてました。

2003年12月21日(日) 係 長 

 …そんなこんなで私は腰に湿布を貼りコルセットを巻きつけ、手は薬を塗って手袋をはめ、脛には湿布とサポーターです。
久々に痛い体験をしましたが、こんなにいっぺんにやってこられて痛くて動けませんでした。
コルセットをつけているために姿勢は異常に良くて、寝転がると苦しいくらいです。本を読むのも痛い。
  当初、職場の方々からは「血で書類が汚れるから触るな」という優しい声をかけて頂きました。腰が痛いのは見えませんものね。でも、脛には10×20センチ大の青アザが、、恥ずかしくて誰にも見せられません。
心がすさんだストレスのせいでしょうか、以前骨折したアバラまで痛んできたような・・・ま、まさか神経痛?

2003年12月22日(月) デスク ※ゲリラ更新 はじめてのじこVol.8

過去ログは「よりぬき丼」にあります

2003年12月22日(月) 委員長

 職場で、忘年会をかねて鍋パーティーをすることになりました。
 秋田出身の私としては、ここは当然「きりたんぽ」です。ところがまあどうしたことでしょう。こちら、関東のみなさんは「あれって、あんまり美味しくない」という感想をお持ちなのです。
 そりゃ目の玉飛び出るほど美味ってものじゃあないですけど、でもでも、ええ? 美味しくないかなあ・・・
 で、よくよく聞いてみると、みなさんご自宅で作るさい、比内地鶏のスープ(重要アイテム)を使ってないのみならず、いれている食材がおかしいんですね。白菜? ニンジン? 豆腐? ホタテ? カニ? だーっなに入れてるんですかムダムダムダァッ! きりたんぽ鍋に欠かせないのは、マイタケとゴボウですよ! あと鶏肉と芹ですね。白滝はお好みでどうぞ。マイタケ、ゴボウ、鶏肉からでる旨味を、あの飯をかためたきりたんぽが吸って、うまくなるんじゃありませんか。まったくもう・・・・


 ・・・なんてなことをぶちぶち考えてたせいか、夢を見ました。

「用意しといたよー」といわれて行ってみると、鍋にはなぜか、シイタケと白菜が煮えているのです。
「これに、きりたんぽいれればいいんだよね?」
 いやなに言ってんだよ説明したろ? こうじゃあないんだって説明したろ?
 泣きながら鍋から椎茸と白菜を取り出す私。
「マイタケは?」
「えー、買ってないよ?」
「ご、ごぼうは?」
「買ってない」
 しかたなく一人でスーパーに走る。なんだよ結局きりたんぽ以外の材料は買ってないんじゃんかよ昨日あれほど言ったのに言ったのに。ああこんなことになるんだったら材料の買い出しも人任せにしないでちゃんと自分で行くんだった・・・
 涙で鼻をつまらせながら戻ると、もうみんなカニ鍋やらチゲ鍋やらをかこんでお腹いっぱいの風情。せっかく作ったきりたんぽ鍋をちらりと横目で見て、「あーもうお腹いっぱいなんだよね」「なんか色々うるさくいってたからさーもうそれだけでいっぱいって感じ?」「そうそう、それに前に家で作ったとき、あんま美味しくなかったしー」肯きあいながら後片づけをはじめるみんな。鍋を抱えてひとり立ちすくむ私・・・・・・


 ひとつ、わからないのは、
 ・・・・いったいどうして、三十才にもなって、たかが鍋で枕を涙で濡らしているのだ私。

2003年12月23日(火) 委員長

 昨日の鍋パーティーは、おかげさまでつつがなく、まっとうな『きりたんぽ鍋』を作ることができました。買い出しに行く人が、ちゃんと材料の確認をしてくれたおかげです。ありがたいありがたい。東京の人も捨てたもんじゃないと涙ぐむことしきり。
 そうそう、他にも「東京の人も捨てたもんじゃない」と思う会話がありました。

(霊がうつっているという無修正AVの話をしていて)
「つまり、どっちでもイケルということですね」

 ・・・・すいません、この和歌にも通じる高度な掛詞に、わたくし、すぐには気付けませんでした。

2003年12月24日(水) 委員長

 東京国際フォーラムで展示されている、『人体の不思議展』に行ってきました。
 人体標本が全て〈生〉(特殊な防腐加工をほどこしてあります)という、なかなかにくすぐるものだったんですが、こういうのを、イブに一人で見に行くってのがミソよねーと思ってたのに、あれれ? 平日の昼過ぎだというのに、すごい混雑です。
 どうも近くでイブ向けな催し物があるらしく、それを見に来た人が待ち時間をつぶすのに来てるんじゃないですかね。と思ったら、「好評につき延長」だそうで。2月1日まで見られるそうです。

 つらつらと感想を述べますが、人体標本はすべて、生前の本人の意思による献体とのこと。それにしてもこれだけ多くの人に注目されるというのは、たいていの人にとっては、結婚式ぐらいではないだろうかとか考えてみたり。約百五十枚のスライスにされた人体は、ちょっとした巨人サイズだなあとか。標本は男性が多かったです。ほとんどが筋肉の落ちた、だいぶお年をめした人のような印象でしたが、一体だけ、目を引くほどに若々しいカニ腹の男性が。ああ、この人はいったいどんな思いで献体をもうしでたのでしょうか。どんな亡くなり方をしたのかはわかりませんが、そこには医学への貢献という、人間すべてにかかわる献身的な、祈りのような思いがあったのではないでしょうか。

 ・・・・・・・・えっと。

 だからこそ気になるんですが、なんでその、この一体だけが、半勃ちに整えられているんでしょうか。これも生前の意思によるものでしょうか。それとも標本にした人の小粋なはからいなのでしょうか。
 あと、質問に答えてくれる白衣の先生(医者なんだか教授なんだかよくわからない)が三人スタンバイしてましたが、これが筋肉系、インテリ系、癒し系と各種とりそろえられていたのがちょっとおかしかったです。

 メリークリスマス。

2003年12月25日(木) 委員長

 夫の実家を建てなおして、二世帯住居にすることになりました。
 完全分離型で、他にも色々とむつかしい注文があるので、ハウスメーカーではなく、ウィークエンドホームズ社というところを仲介に、建築家さんにお願いするのです。建築事務所四社に集まっていただき、こちらの要望を述べ、一週間後にそれぞれの提案を見て契約する所を選ぶというコンペ形式。

 いえね、私の希望でなにが重要って、本棚に決まってるじゃありませんか。つくりつけの本棚! 思い返せば転勤族の私は、引越しのたびに一番かさばるし重たい本を、厳選して半分は古本屋に手放し、新たな地に腰を落ちつけてはまた同じ本を買ったりのくりかえし・・・手放したとばかり思いこんだせいで、『百億の昼と千億の夜』なんか光瀬龍と萩尾望都、各二冊ずつ持ってます。
 ああっ、これで、そんなことともおさらばです! 全集なんかも買えちゃうわけです! ハードカバーもどんとこい!

 と、思っていましたら、あれれ? 事前にお渡しした希望要項に沿って、建築家さんたちが細かく質問していくのですが、ちぃっとも本棚のことにふれてくれません。いやいや困るのよ。私はそこが重要なんだから。

「あのう、私は本棚をとにかくたくさんほしいんですが」
「ああ、本棚ですね、はい。で、お父さんの趣味の庭いじりですが花のほかに野菜なども・・・」

あれあれ? あっさり流されちゃったよ! 四人もいるのに、だぁれも注目してくれないよ!

(ちょっと話がとぎれたすきに)
「あの、何度もすいませんが、本棚をね、つくりつけでどうしてもほしいんですよ」
「はあ、作りつけですか・・(一応メモはしている)あと寝室の収納スペースですが・・・」

 わあ! また流されたよ!
 やはり嫁の意見はあまり重要でない、最後に計画をちゃぶ台返しするのは親世帯の要望とにらんでいるのでしょうか。見向きもしてもらえません。
 ここで夫が、妻は本当に本をたくさん読みますから、と言ってくれました。ようやく注目してくれる建築家さんたち。ああやれやれ。

「沢山というと、どれくらいですか?」
「あ、いやこちらに引っ越すときにだいぶ処分したので、今はそう沢山ないんですが・・・どうせまた同じものを買いますけど・・・」
「月にどのくらい本を買うんですか?」
 え、それは義父母がいる前では言いたくないのですが。なにしろ夫のお宅はたいへん倹約家なのです。ちょっととてもかなり言いたくないのです。が、言わなければ理想の本棚が遠ざかるやもしれません。でもちょっと控えめに言っておこうかな・・・
「ええと、月の予算は一万円ということにしてま・・・」
「一万円ですか!」
「すごいですねえ」
「いやあ、そんなに本を・・・」
 え、え、月に一万円って、多いですか? 四人そろって突然すごい反応だ! だって実際のところ、月に一万円じゃあ足りてないんですよ? それをおさえにおさえて一万円・・多いですか? ああ、お義母さんが苦笑いしてます。『すてきな奥さん』顔負けの節約術にたけた息子が嫁にもらったのが、こんな女だなんて、いくら息子が節約したって嫁があっというまに本に使ってしまうと思っているのでしょうか。いえいえ違うんです、私だって働いてるし、自分の給料の範囲内で買ってるつもりだし!

 あせりました。
 あせるあまり、なんとかフォローしようと私の頭にひらめいたのは、このHPのトップに積み上げてある、本購入金額。

「で、でも、実際は五月から十万円くらいしか買ってませんしっ」


 五〜十二月=八ヶ月 × 月予算一万円 < 十万円



 うん、かえって増えてる。そのうえ“しか”なんて言ってる。

2003年12月26日(金) 委員長

 習い事仲間の忘年会がありました。
 えっと。
 腐女子が九割をしめるという、とんでもない忘年会でした。数少ない男性のうち最年少の子(20)は、『総受け体質』などといって遊ばれていました。気の毒にねくすくす。

 いやしかし困ったこまった。なにが困ったって、楽しいんですもん。
 ま、男性が何人かまざっていることからもご想像いただけるように、そういうジャンルばかりを愛好する人が集まったわけではありません。腐女子の好む話題には正直眉をひそめるかたもいらしたかもしれません。が、楽しかったです。すいません。
 さて、この会の中でもけだし名言として後世に残したいと個人的に思ったのは、

「世の中の事物はすべて、〈受け〉と〈攻め〉に分類できる」



 ・・・以後、トヨタは日産に〈攻め〉だが時々下克上がおきて〈受け〉にとかそこに〈攻め〉体質のホンダと三菱が参戦するとどうかとか。バイクつながりでヤマハは意外と〈攻め〉だとか。楽器つながりのカワイにはちょっと〈受け〉気味だとか。ナマモノ萌えよりは良さそうなもんですが、企業萌えってなんなんでしょう。

「三菱とぺんてるならリバーシブルって感じですかね」

 ホント、なんの話なんだかもう。

2003年12月27日(土) 委員長

 昨日の日記で書いた忘年会の話の続きなんですが、その集まりとは、某ワークショップで先生のお話を聞くのが中心、というものでしたから、お仲間とはいえ、じっくりお話ししたことはそれまであまりなかったんですね。
 で、まあ、私がみなさんに言われたことは、

「そんな人だとは思わなかった」
「イメージがくずれた」

 ええ、はいはい慣れてます。そう言われるのは慣れてますとも。必ず言われます。夫にもいまだに言われます。
 しかしそれにくわえて新しく言われたのが、

「意外と〈攻め〉だったんですね」

 え?

 ええええ? そうかなあ。
 そりゃ自分は〈受け〉体質だと思ったことはありませんが、かといって〈攻め〉でもなく、わりとニュートラルなほうでくんずほぐれつをワイングラス片手にうふふふと眺めてたりなんかだとばかり思ってましたがねえ。うーん・・・・・

 あ、メール。高校のときのお友達からの忘年会案内だー。そうそう、高校の時から私のキャラって変わってないと思うんですよ。押しの強いタイプではないし、といって押されっぱなしというのでもなく・・・・

 ・・・・・(思い出している)

 ・・・・・・・・・・(もっと思い出している)

 ・・・そうか。


 周囲が強烈な〈攻め〉キャラだったせいだねマイフレンズ♪

2003年12月28日(日) 委員長

 年末ですね。

 ・・・風邪ひきました。

 年賀状、書いてます。


 筆ペンだと思ってよく見たら、アイライナーでやんの。


 ・・・・もう寝ます。

2003年12月28日(日)→29日(月〉 委員長

 年賀状、書き終わらなくて、まだ起きてます。風邪、つらいので、夫に手伝ってもらってます。

 ああ、この時期になると思い出します。十年以上前、あて名を書き損じた年賀状を、手数料払ってもいいから普通のハガキに替えてもらおうと郵便局に持っていったときのこと。
 窓口のおばさん、ひとめ見て、
「あらー、こんなの線引いてしまえば、ちゃんともう一度使えますよー」
 大丈夫大丈夫、というので、そういうもんかな、と帰ってきたのですが。

 そんなあて名に取り消し線いれたハガキなんて失礼でどこにも出せやしねえよ。と気がついたのは、だいぶあとのことでした。


 ところでいま、年賀状書きを手伝ってくれてる夫が、

「そういえば○○(私の名)、喪中なんじゃないの?


 あっはっはっはっは! いやあ忘れてたよ! そういうことは早く言え。

 えーと、喪中って何親等から数えるんでしょうか。親じゃないから気にしてなかったとか、同居してないから別にいいかと思ってたとか、そういうんじゃなくて、完璧に忘れてました。念頭にありませんでした。うわあ、どうするんだよこの年賀状。
 ・・・うん、奥羽山脈こえたら喪中は無効ってことにしよう。関東ローム層に入ったら無効ってことでもいいや。そうしようそうしよう。


夫「まあ、本人が忘れてるくらいのことだから、喪中って言わないかもね」

 うん、なら言うな。

2003年12月29日(月) デスク はじめてのじこVol.9

過去ログは「よりぬき丼」にあります

2003年12月30日(火〉 デスク

本日は付合いの長い友人達と忘年会でした。
ややなれ合ったような部分もありますが、やはり付合いが長いと飲んでいて楽しい。安心感があるといいますか。
ちょくちょく会っている人、久しぶりの人、皆が笑顔で楽しめるひととき。全くもって貴重です。社会人になってから、ますますその思いは強くなりました。7時集合午前3時半解散。最後の方は眠くてぐだぐだでしたが、やはりそれでも楽しい。
みんな、ありがとう。また来年も楽しく飲もうね。

2003年12月31日(水〉 デスク

蛍光色とかのマウスピースが格闘界での流行りなんですか?
ハート様良かった。なんかすごくいい人っぽくて。

あとNHKも紅VS白で格闘大会をすればいいと思った。いっその事。


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