過去の丼




2003年3月1日(土) 委員長

本日の読みかけ本:一行感想文
『<意識>とは何だろうか』
脳について知るほどに「私」というものがわからなくなるのが心地よいです。

 みかん及び缶詰の桃(白)は、
冬はホットで食べる(オーブント−スターで5分程焼く)のが風邪を引きやすい人間のステイタスです。
 ステイタスの用法を間違えている気がそこはかとなくしますが、ま、それはおいといて。

 みかんというと必ず思い出すことがあります。
 あれは職場での昼休み。ちょうどこんな、忙しい年度末。
 昼食の出前が遅いので、腹をすかせた私はデザートに持参したみかんを先に食べ始めたのです。
 と、一緒に出前を待っていた先輩が、大声を上げました。

「わ、なにしてんだよ、バカじゃないの、おまえ!?」
「え、なんですか、なにかまずいことでも」
「知らないの!? バカだなー! うわーっ信じられねー!」
「いや、ですからいったいなにが・・・」
「誰でも知ってるぞ、常識だぞ」
「だから何が常識外れだと・・・」
「それで大学出てるなんて詐欺もいいとこだな、幼稚園からやりなおせよ」
「私はただお腹がすいて・・・」
「あ、そっか。大学といっても夜間だもんな。じゃ、しょうがないや、このバカが」
「それは聞き捨てならないです。説明してくださいよ」
「ねえねえ、ちょっと聞いてよ、こいつこんなことしてるんですよー。バカですよね、バカ」
「そ、そんな通りすがりのヤクルトおばさんにまで同意をもとめなくても」
「一度死ねよ。死ね! このバカバカバーカ! バ−−−−ッカ!!」

 そこへようやく届くラーメン。

「なに、食べる気? そのラーメン食べる気? みかん食ったくせに?
 みかんとラーメンは食べ合わせが悪いんだぞ。
 そんなことも知らないバカが、腹こわすってわかりきってるのに、みかんのあとにラーメン食べるんだ、死んでも知らねーからな


 ラーメンは、食べました。
 腹は、こわしませんでした。念のためつけくわえると死んでません。
  うどん頼んだ人が、肉が生煮えで二日ほど寝込んだというオマケはつきましたが。

 今でこそ笑い話ですが、多分、先輩は疲れていたのだと思います。

 うちの職場、年に一人は、激務が原因とみられる自殺者が出ます。
 そんなこといわれても困るでしょうが、そんな職場でも世間一般はうらやましがる公務員。
 泣きはしません。目から鼻水が出るだけです。

2003年3月2日(日) 委員長

本日の読みかけ本:一行感想文
『狐狸庵先生のこう打てば碁が下手になる』
下手ッぴの私には、上手の棋譜を見るよりタメになる。

 出かけた先でくつ下を履き替えたくなったんです。
 ブーツにたいしてくつ下が短く、ふくらはぎに皮革がぺとぺとあたるのが気持ち悪くて。
 安いので充分だからとそのへんの店に飛び込み、3足1000円を適当に選びました。で、レジでその中の1足、今日のブーツに合いそうだと思ったハイソックスをはっしとつかんで店員に言いました。
「これは今すぐ履くんで、値札とか取ってください」
3足全部ですか?
「は?」
「3足全部ですか?」
「いや、これは今すぐ履きたいから、値札を取ってくださいと言ってるんですが」
「ええ、ですから3足全部ですか」

 この店員、どういうつもりでしょうか。

 両手・両足・真ん中の足にはかせても、0.5足あまります。

 いえ、私には真ん中の足はありません。

2003年3月3日(月) デスク

本日の読みかけ本:一行感想文
『スタイビング教授の超古代文明謎解き講座』
学者たるもの、なんでもかんでも「ありえない!」「プラズマだ!」
とさわぐ前に、ニュートラルに検証するべきだ、
という姿勢で書かれている本。
トンデモ好きにはお薦め。


本棚の棚板を追加するのに88,000円かけてしまう私は馬鹿ですか。


我が社では日中FMラジオが流れている。
ある日流れてくる大江千里の曲。
ああ…懐かしいな。そういえば前付き合った人は大江千里に似ていたな…小室哲哉に似てたのもいたなぁ…ちらっと付き合ったあの人は中田英寿に似てた…。
もしかして私はひどくミーハーなんだろうか。
今の相方なんかハリウッドスターに似ている。



スチュアート・リトル
だがな。<チュー!

2003年3月4日(火) デスク

本日の読みかけ本:一行感想文
『人間はどこまで耐えられるのか』
高さ、深さ、暑さ、寒さ…。
様々な極限状態における人間の体の状態を科学的に検証した本。
素直に知的好奇心が満たされる。


ラジオネタ2連発。


音楽は人の精神状態を左右する。
曲に元気付けられたりやる気が出たり、切ない気持ちになったり。
その時私が歩きながら聞いていたのはBzの『孤独のランナウェイ』。
そうだ、何もかも捨てて旅立つのも悪くないかも知れない。誰も私の事を知らない土地で何もかも一からやり直す。何が不満、とはっきり言えるわけではないけれど、繰り返す毎日から抜け出しtガチャあれ?会社に着いてる?

しょせんこんなもんだよ逃げようったってもう体が逃げ方忘れちまってるつうのたどりつく先はいつだって会社だよ休日も出勤した自分の部屋より多い時間過ごしている会社あれもしかして私は会社が好き?大好き?大好きなの?そんなまさか

ラジオからは『およげたいやきくん』。

ああ…モニタがにじんでよく見えない…。

2003年3月5日(水) デスク

本日の読みかけ本:一行感想文
『ジョジョの奇妙な冒険』
「そこにシビれる!あこがれるゥ!」
「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!」
「頂点に立つ者は常に一人!」
「やれやれだぜ」
「グレート」
セリフの力強いマンガにはずれなし。(大体は)


早く『どうでしょう』のDVDを見なくちゃ。


本日は我が社の送別会があった。
ちょっといい和食を食べさせてくれるお店で、あわびの肝焼きだのブルーチーズの茶わん蒸しだのふぐ雑炊だのを満喫した。また一緒に出てきたどぶろくの上澄みがフルーティでさっぱりしてて非常に旨い。


結果、今日はなんにも頭が回りません。ごめんなさい。

2003年3月5日(水) 委員長 *ゲリラ更新

 年度末、忙しい時期です。
 本日は定時退庁日でした。
 でも残業を余儀なくされました。
 ひとのミスのために。


 いえ、いいんです。これも仕事ですから。いいんですよ。

 ただ私、おとなしそうな外見をしてるので、

お母さん、私は

『怒ると稲妻を出す娘』

に生まれたかった。




 ああそしたら周囲に角を立てずに「私いま怒ってるんですよ」と表現できるうえ誰も近づけないから仕事がはかどってしかたないよしかもデフォルトでコスプレ思いのままだしFF]のユウナも楽勝なわけででも2の衣装は好みじゃないんだよだってさあすっかり大学デビューした女の子みたいになっちゃってもうおとうさん悲しいよって誰がおとうさんd


 すいません、ほんの少し逃避してました。

2003年3月6日(木) 係長 *ゲリラ更新

同一人物の送別会を1週間のうちに3度開催せねばならない理由を200文字以内に簡潔に述べよ。

デスクのとこの会社は社員の出入りが激しいのでしょうか。

係長のとこでも毎年毎年身体を病んだり心を病んだりする方がいます。
退職してからでも元気になってくれることを祈るばかり。

で、いつも思うことなんですがね

ちまちました席×3回をもうけるより、
デスクの会社のようにいっぺんだけにして

旨いものを食わせろ。と

思っています。
会費集めのために呼ぶのもやめてほしいですね。
なんでって、係長はいまちょっと忙しいんです。
いま主賓席で笑ってる奴の仕事、
まるごとやるはめになりましたから。

心を病んで辞めるヒトは、仕事しないでいいんだ。ふぅん。

2003年3月5日(水) デスク

本日の読みかけ本:一行感想文
『厄病神』
映画を見たところ中々面白く、「原作はもっと面白いに違いない」と購入。
初めてだ。原作つきの映画で映画の方が面白かったっての。


土日をかけて『どうでしょう』副音声バージョンを見るのです。


なんだか送別会ネタに委員長と係長が食いついてきましたな。
私の会社は入れかわりは激しくないですよ、係長。前いた会社よりは。

その前の会社の飲み会に参加。ひさしぶりの面子と楽しい時を過ごした。

ああ、あなたは刑事ごっこが大好きだった先輩。今何なさってるんですか?
「いやー、あのなー」

「探偵」
わ。初めて見たな職業探偵っていう人。ところでその松葉杖は?
「ノーブレーキで突っ込んできた車に轢かれた」
そりゃ絶対口封じっすよ脅しっすよ。ところで仕事してる時の心のBGMはやっぱり『太陽にほえろ』ですか?
「いや。松田優作の『探偵物語』」

あの会社にいてあなたの後輩で本当に良かった。神様ありがとう。

2003年3月7日(金) 委員長 *代打更新

本棚を見るとその人がわかる、なんてよく聞きますね。
そこで本棚を披露するかわり、 本日購入した本をならべてみました。
『完本 文語文』山本夏彦
『くますけと一緒に』新井素子
『こんな○○は××だ!』鉄拳
『こんな○○は××だ! 2』鉄拳
『鈴木光司と13人の父「父親業は愉快だ!」』鈴木光司
『六道ヶ辻 墨染めの桜』栗本薫
『指』栗本薫
『私の嫌いな10の言葉』中島義道
・・・
で、私はどんな人なんですか、ねえ。
ねえ。
ねえっ

 天下一品ラーメン、大好きなんです。
 元祖は京都だそうですが、私は仙台で出会いました。
 天下一品ラーメンを完食すること、それは当時の私が入ったサークルでは一年生の通過儀礼、ほとんど罰ゲームのノリだったのです。
 トンコツを超えたトンコツ。
 どろりと濃厚なスープ。
 4人いた女の子のうち1人は、ひと口、ふた口はすすったものの、ギブアップ。コップの水で洗って食べようとした娘は先輩に叱られ、がんばって全部食べたもう1人は、すぐにトイレで吐いてしまいました。

「うわっ、なにこれ美味い! 美味いっすよ先輩! ちょっ、ヤバイなあ、ビールがほしくなりますねえ!」

 ・・・女子の中ではたった1人、スープまで飲み干した私。
 テレビだったら「番組的にどうよ!?」と怒られたことでしょう。
 まあそれほど好きだと言いたいのですよ。それにしても仙台をはなれてから数年、もう久しく口にしていません。
 それが今日、たまたま会議の帰り、神田駅の近くで見つけた『天下一品ラーメン』の看板!
 私の胸の高鳴りといったらありません。
 早速自動ドアをくぐり、一名様? ええそうです、ラーメン並をこってりで、ニンニク? いれてださい、あ、それとビールもね。
 このラーメン、スープは確かに濃くってどろりとしてますが、味はちょとものたりないかな、というギリギリラインまでに塩気が薄いんですよ。そこへおろしニンニクや辛味噌で好みの強さにアクセントをつける。スープの濃厚な風味を邪魔しない塩加減と、逆に引き立ててくれる香りと辛み、これが絶妙なんですね。
 ああ、きましたきました。もうたまりません。
 辛味噌をいれて、一口。


 しょっぱい。


  せつなくて、本屋でヤケ買い。

2003年3月8日(土) 係長 *ゲリラ更新

係長本日の一冊
「カリスマ受験講師 細野真宏の経済のニュースがよくわかる本」
カバー折り返しにある講師の顔写真で買い。
仮面ライダーだかなんだかに群がる主婦みたいですね。
帯は捨てていいんです(おっさんくさい写真だから)
 この本のメインは、カバー折り返し部分。

さて。今日、ずる休みした理由
(人は怒りが頂点に達すると無口になるのね)

予算消化のためだけに、カラ出張を多発するとなりの係の係長。

先方もクソ忙しい時期に仕事の邪魔されて迷惑だし
30分世間話してあとは遊んでくるだけ。
電話すりゃ済む話を。

それでも今年定年の某係長は
「どうせ行くなら沖縄行きたいなぁ♪」
・・・退職金で行って下さい。

怒ると雷が出る特異体質に、私もなりたい。

 

 

 

2003年3月8日(土) デスク

委員長の真似をして先日購入した本のリスト。
『小説June』
『G-men』
『薔薇族』
『ワールドウェポンVol.24』

いや、ホ○系は初めて買いましたよ。ワールドウェポンは毎週買ってますが。
これらを一気に毎週行く本屋で購入し、
それを会社の人に話すことに何のためらいも感じない自分。
ずいぶんと私の哀しみは汚れっちまっているんだろうな。

ずる休みと休日出勤、その陰と陽

昨日なかなか帰宅できず、結局午前1時半くらいにやっとのことで会社を後にした。
それでも仕事がおわらず、今日出社しようか家でやろうか考え中。
その仕事の締めきりは月曜日の午後イチという、金曜日のお昼過ぎに来た仕事の出し日とは思えない設定。
だからどうでしょうを見たいんだっつの。

そんな折り、ずる休みしちゃったもんメールが私のところに2通。
今の私に見せるなそんなもんとか思うが、人のことは言えない。私もずる休みをしたことはもちろんある。


前の会社に在籍していた時の話。

夜に友人Aから電話がきた。いま東京にいる共通の友人、Bのところに遊びに来ているという。2人で変わるがわる電話に出てくる。すっげえ楽しそうに。
「いつ帰るの?あさって?わかった私明日行くから」
平日の出来事。当時の会社は東北だったため、交通費も馬鹿にならない事に。やばいな金ないなー、あ、社内預金だったらあるなあ。
翌日の朝、
「すいません風邪ひいちゃって会社休みたいんですけど病院に行くお金ないんでお金おろしに行きます」
と会社に顔を出しそのまま東京へゴー
友人AB両名に「うわ、本当に来た」と驚き呆れられつつも。
いやー、楽しかったなあ。


だから今日どうすんの。

2003年3月9日(日) デスク

昨日購入した本のリスト。
『ジョジョの奇妙な冒険』10冊
『竹宮恵子傑作シリーズ』5冊
山岸涼子の本2冊
萩尾望都の本1冊
魔夜峰央の本4冊

締めて7,738円。財布の中には6,000円。早くも今月だめっぽい。給料月末だっつうのに。

結局どうでしょうは見れないようだ。

子どもの頃は時間の流れがゆっくりだったような気がする。

夏休みなんて今思い出すと夢のように長い。
そんなに長い夏休みでも、宿題をきちんと毎日すこしづつなんてやれなかった。
あわてて徹夜して書き込む。どうしよう、絵日記が埋まらない。天気なんて覚えてないよ。半分べそをかきながら、母親に「毎日きちんとやらなかったからでしょ!?」なんて怒られながら日記を書く。
大人になると、軽く感傷混じりになる思い出。


今の私には思い出ではなく現実
結局休日出勤せず、現実逃避にマンガ大量購入
これから半分べそをかきながら仕事します。ママ、助けて−!!


2003年3月10日(月) 係長

本日の読みかけ本。
『かの蒼空に』
双葉社「坊ちゃんの時代」シリーズ第3部


盛岡に啄木記念館が出来ない訳がよくわかるマンガです。

みのもんたにだまされて味噌汁に生姜汁を加えてみる。

小学生の頃、冬休み中、ひなびた温泉宿で湯治をしたことがある。

大人になった今は望むべくもない。
たまの休み、温泉でのんびり温まったあとにはビール。
ぷは。極楽。
幸せな週末。

が、昨日の私はちょっと違った。
風呂上りに襲う強烈な腹痛。
いつもなら風呂上りにはジュースは欠かさない私が、
ジュースも飲まずにトイレに駆け込む。

ちっ、せっかく洗ったのに。

どうしてこんなことになってしまったのだろう? 
心当たりはあるのだが、どうしてもそれと認めたくない。

「飲用」 とある蛇口から出る温泉水を飲んだことを。

もう出るモノ何にもヨー ヨー ヨー


今日は、不思議な味噌汁のおかげか復活しております。ありがとう、容疑者みのもんた。


2003年3月11日(火) 係長

本日の読みかけ本。
『かの蒼空に』
双葉社「坊ちゃんの時代」シリーズ第3部


盛岡に啄木記念館が出来ない訳がよくわかるマンガです。
マンガ読むにも時間がかかる年になりました。

    行き先じゃなくて旅費の金額が指定されるのは何故。
     仕事の話じゃなくて観光の話になるのは何故。

     公務員が観光地に詳しいのは、カラ出張のせいなの、ママ?
     

2003年3月12日(水) 係長

本日の読みかけ本。
『痛みとのたたかい-現代医学の到達点-』
『子どもの悲しみの世界-対象喪失という病理-』

『痛み〜』はアンコール復刊もので文字が大きく読みやすいです。
「痛い」は英語で「アウチ」フランス語では「アイー」、、、
こういうことに興味をそそられる著者に個人的に興味あり。

時にあらずと声もたてず。
たまには活字も読みましょう、と本棚に向かう。
あーあー、本棚にほこりが。

ああ、この本はこの段に置くべきじゃないよ。
最上段に、、、

最上段に、、、

干からびたヨーグルト発見。

苦笑いしつつ手にとる。
表面が4色。

普段では考えられない色彩に、私は。。。


A なかったことにした。
B なかったことにした。
C 本棚さえ見なかったことにした。

こんなに驚いたのは米にカビが生えることを発見して以来です。

2003年3月13日(木) 係長

本日の読みかけ本。
引き続き『痛みとのたたかい-現代医学の到達点-』

こりゃどうやらお医者さん向けの本のようだ。
以下、本文より抜粋。
「〜自らの病死を静かに受け入れる患者もいる。
このような患者を増加させていくことが、
われわれの使命でもある。」
読む人のテンションを選ぶ文章が続きます。
なにせ痛い話ばっか。

人生に必要なことはみんなサ●エさんに教わった
上を見るな、下を見ろ(磯野波平語録集〜波平カツヲを叱る編〜より)
子供心に「うちより下なんてあるのか?」と思った記憶があります。

近所の悪ガキにいじめられて泣いたとき。
給食費が人より安いことを
「係長のうちはお父さんがいないからなー」
と担任にいわれたとき。
近所にお醤油と味噌を借りに行かねばならなかったとき。


いつもそこには「はだしのゲン」があった。
塗り絵もしました。

いやホントやなくそガキだったなと我ながら。

2003年3月14日(金) 係長

今日は本を読めませんでした。

100円(かんたんな経済のおはなし?)

「10円やるからあっち行って」
とか小さいころ言われませんでしたか?
いや、お育ちのいい方は
こういう言葉の存在さえご存知ないですね。

スズメの魂百まで、とは良く言ったもので
大人になっても後輩と
「100円やるからこれコピーして」
「この仕事は今日中には無理ムリ、100円賭けてもいい」
などと、軽く使っていました。
大人ですから”出世払い”という呪文を使用して、
払いはうやむやになっていたのです。
まぁとりあえず、とりあえずで今までやってきました。

そして。
ヘンなところで妙に几帳面な人がいました。

「係長の負債はいま5億ほどになってます」
「げ」
「一生働いてもムリな金額ですね、あはは♪」
「今の無礼な発言、2億で許してやらぁ」
「えー、じゃぁ利息はトイチにしますー」

という訳で日々借金が増えていっており、
最近では数千万単位の金が動きます
「ちょっとソレ取って」
「はい3千万円、まいどありー」
景気がいいです。
利息は怖くて計算してません。

国債乱発ってこんな感じになるんでしょうか。

2003年3月15・16日(土・日) 係長

今日も本を読めませんでした。

隔日更新申し訳ないです。

あのですね、久々に身体を動かそうという気になったのですよ、
年に何度もあることではないので
気合を入れて冬なのにプールへ向かいます。
疲れたらジャグジーもあるしな、
と年寄り臭いことも考えつつ。

ああでも。
いくら運動不足だったからって

更衣室までの階段を上るだけで息があがるとは思いませんでしたよ。

結局持病の腰痛が悪化したり
ジャグジーで湯あたりしたりで
このていたらくです。
お年寄りは大切にしましょう。

特に水泳部のバタフライ練習は息継ぎ時にむせる原因になるので
くれぐれも年寄りは大切に。

2003年3月17日(月) 委員長

本日の『ちょっと気になった会議』
いくら若い女性が司会進行役だからって、
「質問のあるかたは元気よく手をあげてください
というのはいかがなものかと。
学級会じゃないんですよ。

 4月に転勤することが決まりました。引っ越しの準備をしなきゃなりません。で、古くなった下着をこのさい処分しようと、ハサミで細切れにしておりました。これが結構な時間を取るのですよ。でもこういう時間のかかる単純作業をやっていると、色々とものおもいにふけってしまうものですね。

 チョキチョキチョキチョキチョキチョキ・・・・

 ああもしこの作業の真っ最中に強盗に入られたらどうしよう。そのうえ居直った強盗に殺害されてしまったらどうしよう。だって思いのほか男性は、女性が下着を捨てるときはこのように細かく切るのだと知らないらしいのです。事件後、現場をあらためにきた刑事さんなんかもそのへんのことを知らないかもしれません。そしたらこのほぼ1センチ角にきざまれた下着を発見して、捜査はあらぬ報告へ行ってしまうに違いないのです。

「スコッチ(仮名)、これは!?」
「どうやらガイシャのものらしいな」
「でも、こんなにこまかく切り刻まれて・・・」
「どうやらこれはただの強盗じゃない。そう見せかけた・・・」
「−−(ハッ!)怨恨、か」
「よし、テキサス(仮名)、ガイシャとの間にもめごとのあった人間をあらいだそう!」


 ああ! 違うの待ってテキサス! そうじゃないのよスコッチ!

2003年3月18日(火) 委員長

『本日の気になる人』
酒に酔った勢いとかでつい、
このサイトのアドレスをおしえてしまった職場の人。
「広めないで」と言ったのは本気です。
信じてるからね。

 活字中毒者にとって図書館とは、本屋とならんで、重要な聖域のひとつではありますまいか。
 転勤族の私には、転勤先近辺の図書館の充実ぶりが、そこでの生活の充実度に正比例します。
 4月にはまた転勤で、出て行くことになったこの町の図書館は、残念ながら、図書室と呼ぶほうがふさわしいようなものでした。
 市民会館の4階と5階(5階は児童図書)というなんとも小さなものですが、それでもないよりはずっとまし、この町に住んでいる間は、私にとって大切なオアシスだったのです。
 引っ越すにあたり、貸し出しカードの登録の削除など、なにか手続きが必要ではないかと気になったのですが、年度末ということで忙しく、なかなか図書館まで足を運ぶことができません。そんなわけで、電話で問い合わせてみました。

トゥルルルルルルル・・・ガチャッ
「はい、市民会館です」

 そうそう、電話も直通がないという不甲斐なさで、まず市民会館の代表受付にかかり、受付のおねーさんが転送してくれるというシステムなのです。

「図書館をお願いします」
「かしこまりました。
 ええと・・・・・・成人図書でよろしいですか?」

 ・・・成人図書。

 なんですかその『裸のランチ』とか『O嬢の物語』とか『家畜人ヤプー』とか『蜘蛛女のキス』とかナポレオン○○とかフランス○○とか赤江瀑とか西村寿行とかばかりがならんでそうな、そこはかとなくグレーの背徳感ただよう響きは。
 違う!違う!わたしそんなの借りてないもん!団鬼六のエッセイだって手に取っただけで借りてないもん!

「成人図書でよろしいですね?」

「・・・はい」

 なんなんでしょう、この屈辱感。

2003年3月19日(水) 委員長

本日の『気になる人』
携帯の目覚まし音を『地上の星』にかえた自分。
自分で思ってるよりずっと、社畜なのかもしれない。

 4月に引っ越すと決まったので、なるべく荷物は少なくしたいところです。
 ちょうどお米を切らしてましたが、いま買い足しても食べきれないから、のこり半月はパンでも食べてくらしましょう。
 酒も、最近晩酌をしなくなったので、ビールの箱買いもしてないし、焼酎が少し残っている程度だから、これもすぐに空き瓶にして捨てることができるでしょう。
 それと、私の荷物でなにが一番多くて重たいかといったら、家電製品はともかく、やはり本なのですよ。これは、もう二度と読まない古本屋行きの本と、どうしても手元に残しておきたい本との選別作業。ああ、だいぶ古本屋行きで、荷物が減りますね。うれしいうれしい。
 引っ越しには慣れているので、重たくて始末に困る米と酒と本の整理がつけば、あとは楽勝です。

 ふう、それにしても転勤が決まってから、年度末の忙しさに加え部屋の片付けや手続きにおわれて、仕事以外では外に出ていませんね。どれ、今日はちょっと時間もあるし、近所の○ーカドーでもひやかしにいきますか・・・


本日の衝動買い


ビール
本(以下内訳〉
『カフェー小品集』嶽本野ばら
『ザ・対決』清水義範
『わかれば『源氏』はおもしろい』瀬戸内寂聴
『星の葬送』栗本薫
『IN・POCKET』2月号
同上 3月号



 引っ越すというのに荷物を買ってどうする。

「ロッキー(仮名〉!! お前という奴はっ!!」
(月曜の日記から引き続き)
「許してくれ・・・俺には・・俺には・・耐えられなかった、米も酒も新しい本もない生活なんてっ、
 ・・・耐えられなかったんだよ、テキサス(仮名)・・・」
「くっ、・・・見損なったぜ。自分がなにをしたのかわかってるのか!?」
「なんとでも言ってくれ、俺は・・・弱いっ弱い人間なんだ!(拳を床に打ち付ける)」
(ガチャッ)
「話はすべて聞かせてもらった」
「ヤマさん!(仮名〉」
「なあテキサス、ロッキー、人は、弱いものだよ・・・。
 これは、私がまだ駆け出しの刑事だった頃の話だが・・・」
(ブラインドを指で押し下げ、外を眺める)


 いや、だからこの荷物どうすんのよ。

2003年3月20日(木) 委員長

 転勤が決まったので、借りっぱなし、貸しっぱなしにしていたものを整理しなくちゃなりません。
 借りてた『ねがぽじファンディスク』返さなきゃ。おっと、貸してた『Kanon』が手元に帰ってきました。

 ・・・・

 ・・・・・・

(・・・ぐすっ)←パッケージ見ただけで涙ぐんでる。

 そういえば私がエロゲにはまったのは、『Kanon』がきっかけでしたねえ。それがなんでいま『炎多留2』だのBL系だのやはり女性が一人でエロゲを買いにいくというのは、なかなかに障害があるもので、まず他のお客さんに申し訳ない。男性の聖域とでも呼ぶべき18禁コーナーに足を踏み入れるのは(いまじゃBL系もはばきかせてますが)、どうにもテリトリー荒らしをしているような気分なので、目当てのゲームをとにかく早く見つけて立ち去りたい。昔はちょっと探して見当たらなければあきらめて他の店に行ったものですが、今では即、店員さんにたずねることにしています。
 そうそう、まだエロゲを買うのに慣れてなかった頃(いまは慣れたのかというツッコミはあとにしてください)、あれは『Air』(18禁)を探していたときのことでした。
 あまり入ったことのない不慣れな店で、ゲームフロア内をだいぶ探し回ったものの見つかりません。で、こそこそと店員さんにたずねました。
私 「すいません、パソコン用のゲームはどこにありますか?」
店員「ゲームのタイトルはなんでしょうか」
 あ、やっぱ言わなきゃダメですか。泣ける系とはいえ18禁のエロゲであることには違いないから、できることなら言いたくはないんですがね、まあしかたないでしょう、
私 「えーと、『Air』っていうゲームな・・・」
店員「『Air』ですね、少々お待ちください。
 ちょっとタナカさーん!!
 『Air』って入荷してるー!?」

 なんてことするんですか。

 店内の端から端へ響き渡る声。ああっやめてよしてっこんな人のいるところでそんなっお願い何でもするからっっっ と一人SM状態になりつつ店員が呼びかけた先を見ると、

(-_-)ゞ (無言)
↑ 隅で作業していたタナカさん

店員「あー、入荷してないみたいですねえ。最近のソフトですよね?」
私 「あ、いや最近ではな・・・・・・」
店員「タナカさーん!!
 最近のじゃないんだってー!
最近のじゃない『Air』だってー!」

(恥死量)

(-_-)ゞ
↑ やはり無言で手を振るタナカさん。

ああ、ありがとうタナカさん。あなたが「『Air』ってあれだろー!? なんか結構人気あった18禁のエロゲーだろー!?」なんてさりげなく解説しようとする出来の悪いドラマCDみたいな台詞を吐かったことだけが、せめてもの救いです。 できれば「しぃっ」とかやってこの声のでかい店員を黙らせてくれたらもっとよかったんですが。いえいえそれは望みすぎというものでありましょう。もういいんですもういいんです。わたくしが未熟者でありました。このような『Air』が18禁ゲームだとも知らずに大声で呼ばわる店員がいる店にとびこんだ私が間違っていたのです。あるいはこんな辱めにあおうとも、涼しい顔をしていられるまでに修行を積んでからエロゲを買いにくるべきだったのでしょうか。買おうとしていたゲームが『痴漢最終電車』とかそういうわかりやすいタイトルじゃないだけマシというものでしょうか。
 顔からぼうぼうと火をふきそうになりながら、
「ないなら、もういいです」
 そういってうつむきかげんで立ち去りかけた私に、店員さんはやはりでかい声でおっしゃいました。

店員「そうそう、18禁ゲームは5階ですよー!」

恥辱プレイなら恥辱プレイとおっしゃってくれたらいいのに。
いや、おっしゃられてもどうしようもないんですがね。

2003年3月21日(金) 委員長

本日の読みかけ本:三行感想文
『カフェー小品集』嶽本野ばら
美味。
子どもの頃に遠縁の親戚からもらった外国のお菓子のような。
ノスタルジィと、甘さと、違う世界の匂い。

 引っ越しの見積もりをしてもらいました。
 三社にお願いして、一番安いところに決めるつもりですけど、やはり女一人暮らしの部屋に、見ず知らずの男性をいれるというのは良い気のしないものですね。むこうも仕事で来てるのだとは、無論わかっているのですがね。
 一社目にやってきた○通は、実に事務的で、ちらかってて恥ずかしいとか、そういうことをいっさい忘れさせてくれる淡白な対応でした。
 二社目の○○運送は、小さい会社らしく、近所のおじさん、という感じの人がしきりと恐縮しながらやってきました。
「一人暮らしの女性の部屋にこんなおじさんが入るのはなんとも(ゴニョゴニョ)なんだけども、ま、これも仕事ですんで、はい」
 あんまり言われるとかえって意識してしまってイヤなものですが、まあ人の良さそうな、丁寧な仕事をしてくれそうな雰囲気です。その印象どおり、親切な説明と○通より安い見積価格を残して、おじさんは帰っていきました。
 いえ、問題は、その、残り香なのです。
 加齢臭とか、そういったものとはまるで無縁の、さわやかな石鹸のかほり
 しかもリアル「石鹸」の香りではありません。ちょっと内気な中学生、でもお洒落にはすっごく興味あるのー!な女の子が、香水は先生に怒られちゃうけど、このコロンならオッケーかな(ルンルン)と朝学校へ出かける前にシュシュッとスカートのすそにふきかけちゃうようなあの香りなのです。
 これはきっとあれです、色々な紆余曲折があったに違いないのです。
 そう、朴訥で真面目なおじさんは、よい仕事さえすればお客さんはついてくると信じて頑張っていたのでしょうが、ある日、おそらく女性のお客さんから、見積もりしてもらったけどキャンセルしたい、という電話を受けるのです。ちょうどおじさんは留守にしていて、電話に出たのは事務を担当している奥さんです。理由を聞くと、「だって見積もりに来たおじさん、臭かったんだもん」そんなことを言われてしまうのです。ああ、加齢臭のために仕事を一件失ったわけです。いえ、もしかしたらこれは氷山の一角で、本当はもっともっと、「臭い」が理由でキャンセルしたお客がいたかもしれません。奥さんからこの話を聞いたおじさんは悩みました。悩んだあげく、ああ、これはいけません、最悪の手段に出てしまいました。男性用化粧品の安いコロンを使うという暴挙に出てしまうのです。良かれと思ってしたことですが、これが裏目に出ました。やはりキャンセルの電話をいれてきた他の女性は、こう言い放つのです。「あの○ャッツビーの匂いが部屋に残っちゃってさあ、あとで来た彼氏に、男を部屋に入れただろう!なんて怒られたのよ」おじさんは悩みます。いったいどうしたらいいのだろう。頭を抱えるおじさんの背中を見た一人娘、年頃になってからはほとんど父親と口をきかなくなっていた彼女ですが、うちひしがれている父親の姿を見て、なにか力になれないだろうかと考えます。そして思いつきました。女性に嫌がられない香り、それは石鹸の香りではないかと。ここでプチ・サンボンなどを持ち出してはいけません。おじさんがそんな可愛らしい香水をつけていたらかえって気味悪がられます。ソニプラで700円くらいで売っている安いコロンでいいのです。「石鹸の香り」だの「湯上りの香り」だの、ほのかに香るコロンがいまは色々とあるのです。「お父さん、これ、使って」思いがけない娘からのプレゼントに、はじめはとまどったものの、半信半疑で身体にふりかけ、「ううむ、これなら清潔感のある香りで、お父さんがつけててもおかしくないかもしれん・・・」と娘にはにかんだ笑顔を見せて仕事にいったおじさん。そしてその日から、匂いのせいで断られることはなくなったのです。ああ、ありがとう娘よ。いいのよお父さん、これからも元気で仕事がんばってね・・・・。

「あ、○○運送さんですか。
 さきほど見積もりしていただいたんですけど、正式にお願いしますね。ええ、はい、じゃあ○日に引っ越しということで」

 もう一社見積もりに来るはずでしたが、とっととキャンセルの電話をいれました。

 あ、いまあなた、私のことをヒマな奴だと思ったでしょう。
 違いますよ。
 ほんのちょっと妄想爆走族なだけです。

2003年3月22日(土) 委員長

 このアパートを出る前に、大家さんに言っておきたいことがあります。ずっと言いそびれていて、まだ根に持ってたのかと言われそうなんですが、どうしても、これだけは。

 大家さん、あなたの手違いで、私の個人情報がアパートの他の住人に流出しかけたことがありましたね。私は、前に住んでいたところでストーカー被害にあった経験があるので、こういうことには敏感になっていて、本当に青ざめました。
 大家さんはていねいに謝ってくれましたが、そのとき私を安心させようとしてか責任逃れをしようとしてか、いずれにせよ、つけたした言葉がまだ心に引っかかっているのです。

「このアパートに住んでいるのは、○○さん(私の名)のように公務員とか、身元の確かな人たちばかりですから、そんなストーカーなんて心配されなくとも大丈夫ですよ」

 世間一般の目から見たら、そりゃ公務員は身元の確かな職業No.1でしょう。
 でも、私が前にストーカー被害にあったという場所は、公務員宿舎なんですが。公務員でストーカーってのは普通に存在するんですが。

「身元が確かだから大丈夫? ハッ! おためごかし言ってんじゃないわよ!」

 なんて言葉が咄嗟に出ない気弱な私は、やっぱり怒ると稲妻が出せる娘に生まれたかったです。

2003年3月23日(日) 委員長

本日の読みかけ本
・・・いや読んでないで引越の準備しようよ、自分。
テレビはもう梱包したってのに、
どうして本は梱包できないのよ、自分。

 東北から出て行く前に。

犯罪者は北へ北へと逃げる。

 どんどん北上してきて、秋田で逮捕されたケースもありました。考えてみればおかしなことですね。木を隠すには森の中、というように、人が隠れるなら人の多い都会が最適でしょうに。
 しかし心理的なことを考えると、仕方のないことかもしれません。
 北−−そう、たとえば東北の農村は、都会の生活に疲れた人が、「癒し」を求め、農業でもしながら暮らそうと、終の棲家として夢見られることの多い土地。人の道を踏み外し、罪の意識に心を疲弊させた犯罪者が北を目指すのは、無意識にそんなイメージがあるからかもしれません。自分のことを知る人などいない土地へ行って、やりなおそう、静かに暮らそう、そんなことを、もしかしたら思っているのかもしれません。

 でもだからといって不祥事をおこした職員を東北に葬り去る転勤させるのはやめていただけませんか。<人事権者

 なにもなくとも東北に転勤というと必ず、 「左遷?」と言われるのはあんまりです。

2003年3月24日(月) デスク

本日の読みかけ本
「パタリロ 75巻」
まだまだ続きそうです。


委員長が3月22日の件で語っていた個人情報漏洩問題。
公務員だからって信用できるわけではない。
全くその通りなのですが、やはり職業からくるイメージというのはありますよね。
例えば、『看護婦さんはやさしい』『先生は頭が良い』など。
わたくし、先日ひさしぶりに会った元同僚に私の個人情報書きまくった名刺を落とされ、幸いにもその拾った施設の方が親切にも電話を下さり事無きを得た、という事がございまして。
その落とした方の現在の職業が探偵でして。
こいつに当時『うっかり八兵衛』という刑事ネームで呼ばれていたかと思うとはらわたが煮えくりかえります。

…神様、前言撤回させて下さい。

2003年3月25日(火) デスク

本日の夢中ゲーム
「DDR(ダンスダンスレボリューション)」
しかも一番最初のやつ。遅。


引き続き個人情報漏洩問題。

ある日の夜中に電話がかかってきました。
「もしもし、○○ちゃん(本名)? 遊びに行こうよ」
え?だってもう12時すぎてますよ?
「いいじゃんか。遊びに行こー?」
え? え? てかすいませんがあなたの名前思い出せないんですけど、どちら様でしたっけ?
「あー……。言っても解らないと思うよ? 会った事ないから」
!! ななな何何どういうコト?

どうやら某デパートの男子トイレの壁に、デスクの本名・電話番号・及び時間当たりの単価が書かれていたようです。
「俺○○ちゃんそんな子じゃないと思ったからさ、消しておいたから」
そう思うなら電話してこないでください。

後日、当時おつきあいしていた方に確認して頂いたところ、確かに落書きしてあり、確かに消してあったそうです。

当時わたくしは実家を離れて働いており、その某デパートは勤務地からかなり離れたところにありました。単純な悪戯(それにしても悪質ですが)にしては手間がかかりすぎるような気もします。
場所が男子トイレですから男性が書いたのでしょう。
ですが結局、誰が書いたのかは解りません。

ですが。わたくしは誰が書いたのか、という事よりも
単価の方が気になります。<教えてもらえなかった…てことは激安だったんだろうなぁ。ブッコロス。

2003年3月26日(水) デスク

本日購入した本
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」4巻
「ジョジョの奇妙な冒険」56・58巻
「WORLD WEPON」28号


なんだか変な人シリーズになってきた。

実家を離れて働いていた頃の事です。
その日の私は午後からの出勤の予定でした。お昼少し前にコンビニに出かけ、アパートに戻ってくると駐車場に見なれない車が1台停車していました。
運転席にいるサングラスをかけた男の人が、窓を目一杯開き、身を乗り出すようにしてこちらを見ています。最初は私の自意識過剰かと思いましたが、私が動く方に首を巡らせてきます。
サングラスをかけているから視線が無遠慮になっているのだろう。
そう思いながら、2階の一番奥にある自分の部屋に戻りました。
ドアを閉める前にちらっと駐車場を確認すると、まだこちらを見ています。
私が出かける前にいなくなってくれればいいな、と思いながら出社の準備をすすめていると

カン カン カン

階段を登る音が聞こえ

コツ コツ コツ

こちらへ歩いてきます。そして私の部屋の前で足音は止まりました。
息を殺して外の様子を伺いますが、何をしているのかさっぱりわかりません。何かされたら警察に電話しようと受話器を握りしめる手が汗ばんできます。
すると、足音が遠ざかり、車が発車していく音も聞こえてきました。
今の内に会社に行こう。取るものも取りあえず玄関に向かいました。
すると郵便受けには1通の手紙。
僕のバスケットの試合を見に来てくれませんか。
(名字と電話番号つき)

内容は拍子抜けするほど淡白なものでした。
しかしただのラブレターとは思えません。名前は書いていないし。
私の知らない人が私の自宅や顔を知っている。
私は向こうの顔も知らない。名字と電話番号は書いてあるが、本当だとは限らない。

恐怖です。私が帰宅した時に玄関の前にいるかもしれないのです。

その日、玄関の前には誰もいませんでした。

後日、その番号に電話をしてみると、○○さんですか、といくら訪ねても「もしもし?」としか言わない男性が出ました。
おそらく、番号と名字は本当なのでしょう。
名字が違うなら「違いますよ」と言うだろうし、家族の誰かだとすれば
「○○ですが、どちら様ですか?」となるでしょうから。
私も自分の名前を名乗るつもりはなかったので、後ろに控えていた彼氏に頼んで怒鳴り付けてもらいました。

一応この件はこれで落着しました。
しかし、当時おびえながら出社し、こんな事があったと話す私に向かって先輩が言った
「生きてるあなたを見るのはこれが最後かもね」
という言葉が忘れられません。ていうか言うなそんな事冗談でも。

2003年3月27日(木) デスク

本日購入した本
「敬虔な幼子」「ウエスト・ウイング」
上記2冊はエドワード・ゴーリ−の絵本です。
陰鬱な絵がとても素敵。
特に「ウエスト・ウイング」はまさに絵のみの『絵本』なのですが、
絵から立ちのぼる何ともいえない暗さ。怖くて、いいです。


変な人シリーズ第3弾!本屋で会った嫌な人ベスト3!

♪ちゃっちゃ〜ちゃららちゃっちゃ〜♪
さあ皆さんお待たせいたしました!本屋で会った嫌な人ベスト3!
第3位の発表で〜す☆

うすら笑いを浮かべつつ口を動かしながら立ち読みする人

誰でもついにやにやしながら立ち読みしちゃう時はありますよね!
でもこの人は正確に言うと座り読みをしてまして、左肘を平積みされた本の上に置いていたために体がねじれ、表情がモロ見えでかなり気色悪かったです!ちなみに読んでた本は「空想科学読本」でした☆
さあ、続いて第2位の発表です!

平積みされている本の匂いを片っ端から嗅いでいく人

この人は平積みされている新書判の本をガッと手に取りガッと開いて鼻の油が本に付くんじゃないかっていう位顔をくっつけてすぅぅっと鼻から息を吸い込みガッと本を置きすぐ隣の本をまたガッと手に取って……ていうのをえんえんとやっていました!あれから私は一番上に置いてある本が買えません!
さあ、注目の第1位の発表です!!
ドロドロドロドロ……(ドラムロール)

立ち読みしながらオナニーしている奴!!

家でやれ。

2003年3月28日(金) デスク

本日購入した本
「雑多なアルファベット」エドワード・ゴーリ−
「奇妙な論理1」・「奇妙な論理2」マーティン・ガードナー
「ジョジョの奇妙な冒険」59・61巻 荒木飛呂彦
なんだか買いすぎだなぁ。

変な人シリーズ第4弾!「ええっ会社でそんな事!?」

「○○会社の××です」
おつかれさまです。
「今日撮影してくる予定の商品って何でしたっけ」
マラソン乳剤です。
「え?アラソン?」
いいえ、マラソン乳剤です。
「すいませんよく聞こえなくって」
マラソン乳剤です。
「アですかマですか?」
マ・ラ(はっ!!)……ソン……です……。
「あ、ああわかりました。それではどうも」

どうして私はあの時「マ」だけを強調しなかったのか。どうしてあの時周囲の人は誰も突っ込んでくれなかったのか。突っ込んでくれたらあんな変に取り繕うようなうすら笑いをしなくてすんだのに。

午前中から自虐羞恥プレイ。

2003年3月29日(土) デスク

本日購入した本
「ジョジョの奇妙な冒険」52・53・57・60・62・63巻 荒木飛呂彦
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」1〜8巻 荒木飛呂彦
「オタクの御主人」永野のりこ
「狂骨の夢」「鉄鼠の檻」京極夏彦
ジブンヲトメラレマセン。

「そう言えばもうすぐ誕生日だったよね」
うんそう。なんかねー、やり残した事ないかとか、考えちゃうねぇ。
「やり残した事以前に、なにかやり遂げた事あったっけ?」

2003年3月30日(日) デスク

本日購入したゲーム
「太鼓の達人 ドキッ!新曲だらけの春祭り」
おもしょい。

思えば前作「太鼓の達人」は品薄で買えなかったのです。
また市場に出てきたな、と思ったら新作発表のアナウンス。
よしそれまで待とう、と。
やっと買えました。良かったー。
一応知らない方のために説明しますと、曲にあわせて太鼓を叩くという音ゲーです。いろいろなキャラクターが画面にでてきて目を楽しませてくれます。どんなに小さいキャラにも名前があるのがまたかわゆらしい。
お昼に購入。
今は夕方。
なんかもう握力がなくなってきてます。
「…いや、まだだ!! まだ俺は負けちゃいねえ!!」
「だめ!! だめよロッキー!! そんな手で何がやれるっていうの!? あなたも彼を止めて、ジェイム!!」
「こうなっちまった奴を止められる奴なんていないさ……」

もうひと叩きします。ドンドン。

2003年3月30日(日) 委員長(*ゲリラ更新)

 ヘヴィメタルバンド、『セックスマシンガンズ』を知っていますか。
 むかし筋肉少女帯や聖飢魔IIにおぼれたことのある人なら、きっとお好きなんじゃないかな。

 さて、思うところあって、すでに購入済みである『セックスマシンガンズ』のライブビデオを、全部DVDで買いなおそうと決め、Amazonで検索しました。
 ご親切にもAmazonは、商品をカートに入れると、
「このショッピングカートにある商品を買った人は、こんな商品も買っています」
 などと言って、頼みもしないのに他人の買い物かごをのぞき見させられます。まあAに興味があるの?こちらのお客さんはAとBをお買い上げなんだけど、もしかしたらあなたもBを気に入るかもよ、とまあそういうおせっかいですね。でもまあ、お、こんなのもあるんだー、なんて発見があるんで、あながち嫌いなサービスではないです。
 さて、お目当ての品をカートに入れると、誰かヘヴィメタル好きがセレクトしたらしく、エアロスミスだのドッケンだのが「こんな商品も買っています」に表示されました。顔は見えないけど、どこか遠くにいる同好の士を思ってなんだか嬉しくなり、画面をさらに下へスクロール。

『縄調教師3 雪村春樹SM大全3』
『縄調教師3 雪村春樹SM大全4』
『世界一わかりやすいアメージング・セックス講座』

・・・
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(汗)

 待て、ちょっと待て。
 ええたしかに『セックスマシンガンズ』ビデオのタイトルは
『ヴィデオセックス』
『SM・SHOW』
ですよ。
 ですがね、これ「こんな商品も買っています」ですよ?
 そりゃセックスマシンガンズには男性ファンも少なくないですよ?
 たまたま一緒に買ったのか?
 それとも、中身をよく知らずタイトル買いしたのか?

「○○ちゃぁーん、Amazonから小包が届いてるわよぉー」
「はーいママァー」
 あなたは極力平静をよそおいつつ母親から小包を受け取り、駆け出しそうになる足をおさえながら、なにくわぬ顔で部屋にもどります。
 あなたの部屋には、パソコン。当然インターネットも。去年、大学の自由研究で使うんだとかいって、親にボーナスをはたかせたパソコンです。
 受験勉強ばかりでほとんど遊んでこなかったあなたは、AVなるものを見てみたいと思っても、たくさん持っているらしい友達に、「貸してくれよ」なんて気軽に口にできません。それどころか、「俺はそういうの興味ないな」なんてカッコつけてしまっています。ヤセガマンしてやがる、と笑われてるのも知っていますが、いまさらひっこみがつきません。でもいまは、家から一歩も出なくとも、買い物ができてしまう時代です。そう、あなたにはインターネットがあるのです。
 二週間ほど前でしたか、あなたは深夜にそっと、Amazonを開き、検索をかけました。入力したキーワードは、ありきたりですが「セックス」。そしてこれではあまりに幼稚だと悩んだあなたは、未知の領域、「SM」も入力してみました。パソコン画面に表示されるタイトル。一見それは無味乾燥なテキストデータですが、そのむこうには毒々しいまでにあざやかな薔薇色の世界があるのです。
 あなたはドキドキしながら、手当たりしだいに「ショッピングカートに入れる」をクリック!クリック!クリックしまくりました。そして心はやるあなたは商品を吟味することなく、注文の手続きを終わらせました。さあ、あとは届くのを待つばかり・・・・
 
○○さんの談「ええ、パッケージを見たときはなんだこりゃ!って驚きましたよ。つーかガッカリ? でもこれだけ返品するのも恥ずかしいし、観るだけみたんですよ。そしたらもう、ガツーン!て。ああ、日本にこんなバンドが、音楽が、あったんだーって。もともと音楽なんて興味なかったんだけど、これは別格かな。ヘヴィメタルなんて聴いたのはじめてだったけど、すげえカッコイイし、歌詞は・・・(笑)ま、なんか笑っちゃうんだけど、そのギャップもまたいいっつーか。今度ライブがあったら行きたいなあ、なんて。
 え、なに? 解散? うそマジ!? 今年の夏のがラストツアー? えー! えー! マジでマジで? なにそれ、うわー・・・(絶句)」


 マジです。(やっと本題)先日ファンクラブから、解散の通知が届きました。
 言葉もありません。
 外見に似合わず根は真面目な彼らのことですから、いいかげんな気持ちで出したこたえではないこと、わかります。だから、何故と問いただすことよりも、この夏のラストツアーに参戦し、完全燃焼して終えることが、マシンガーと呼ばれるファンとしてできうる最高のことではないかと思っています。
 ただ、やはりさみしいのは、周囲にファンがいないので、このショック、このさみしさを語りあえる相手がいないということです。

 そういうわけで、上記のようなシチュエーションでファンになった人で全然かまわないからメールミィィー!

2003年3月31日(月) 係長

本日の憂鬱
明日から働く仕事場の悪い噂ばかり聞く。

係長は売血をしたことがあります。
といっても昔の話ですがね。
500円の図書券欲しさに成分献血を。
前の会社にいたころは、
忙しくて貧乏で昼ゴハンはフランスパン1つ500ml牛乳1パック、 なんてことがザラでしたから、
「あらあら、比重が足りないわ、残念ねぇ
とか言われて追い帰されてばかりでした。
それでも明らかに体調が悪くて熱もある、そんな時も
「あらあら、血圧が低すぎですねぇ」
と帰される。

でも行く。

そこに無料の飲み物と菓子があるから。

全国の屋根がないところに住んでいる皆さん、
あそこには白衣のおばちゃん天使と
カロリー源があります。
身分証明書もいりません。
無料の健康診断もできますよ。

ああ、でも検査結果のハガキはどこに届くのかな。

そうか、家族のもとに届くのが嫌で父は献血しなかったのだな(違



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